アジアンスタッドレスタイヤを一冬使用しての感想です。
日本製スタッドレスからアジアンスタッドレスへの交換なので、正直多少の不安はあり
ました。
そこで、そろそろ冬のシーズンも終わりに近ずいてきましたので、北海道におけるイン
プレッションをまとめてみたいと思います。

メーカーはナンカン(NANKANG)AW-1 2024年製、サイズは205/55 R16 87Qで、車は
メルセデスのW203に装着しています。(駆動はFRです)
購入は、AUTOWAYさんのネットより注文、取り付け作業はタイヤピット(AUTOWAYさん
の提携工場)にて旧スタットレスの組み換え、車への取り付けを行ってもらいました。
購入タイヤはタイヤピットへ直送されるため、受取、持ち運びの手間もいらず簡単でした。
タイヤピットの自動車整備工場さんの対応も良く、とてもスムーズに取り付けができました。
タイヤメーカーのナンカン(NANKANG)ですが、台湾(中華民国)のタイヤメーカーで、
1959年創業の比較的長い歴史を持っている工場です。スポーツタイヤからスタッドレス
タイヤまで製造しサイズも豊富なため、ドレスアップユーザーにも人気のようです。
youtubeに工場の動画があります。 https://www.youtube.com/watch?v=ojQ182igxA4
今回装着したAW-1ですが、AUTOWAY専用モデルで、2024年製造からは新コンパウンドを
採用し、雪道性能にプラス、ドライ性能を向上させたモデルのようです。

では、使用してみた感想ですが、新雪、圧雪、アイスバーン、ドライ路面で見てみます。
(注意:あくまでも冬道を慎重に運転した結果です。攻めた走りではありません)
新雪の場合、たまにトラクションコントロールが動作しますので、多少滑っているよう
ですが、私の車がFR駆動なので、その影響もあると思います。 それにしても、走りに
支障がある程度ではありませんでした。トラクションコントロールの動作頻度も、
日本製スタッドレスと同程度と思います。
圧雪の場合、走り出しに滑りもなく、停止も普通に止まれます。急ブレーキをかけて
みると、停止距離伸びますが路面にしっかり食いついている感じがあります。これも
日本製スタッドレスと比較して遜色はありませんでした。
アイスバーンですが、吹かさない限り。走り出しに滑りはありませんでした。
停止はブレーキを強く踏み込まない限り、滑りながら止まることは無いです。
ある日、アイスバーンの上り坂で信号待ちになってしまいましたが、その時は滑りなが
らも進むことができました。
氷上性能については、日本製と比較して同等か、それ以上と思います。
ドライ路面ですが、普通に走れます。ロードノイズは静かなほうだと思います。
私の夏タイヤがブリジストンREGNO GR-XⅡでかなり静かなのですが、それと比較
してもさほど音がしません。
また、コーナーリング時、サイドが弱い感じのぐにゃっとした感覚も無く、横滑り
の感覚もありませんでした。これも日本製と比較して遜色はないと思います。
ゴムが柔らかいせいか、減りやすいといわれますが、これは、何シーズンか使って
みないとわかりません。これから、2年目、3年目と耐久性(ゴムの硬化)について
も追っていきたいと思います。
総評として、十分使用できる良いタイヤと思います。
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